6/27苫小牧支部6月例会報告
6月27日(火)、アイビー・プラザ多目的ホールにて苫小牧支部6月例会を開催しました。「地域づくりの鍵は同友会が握る!~条例を育てる~」をテーマに、オンラインを含む76名が参加しました。
初めに、苫小牧市中小企業振興条例と審議会、中小企業振興計画について谷口亮政策副委員長が報告。「市の施策を活用することや、産業支援センターの実現も強い会社を作るための戦略のひとつ。果敢にチャレンジできる企業になりましょう」と呼びかけました。
続いて、長崎同友会からお招きした(株)大幸企画 代表取締役 時 忠之氏が長崎県大村市中小企業振興基本条例制定までの道のりや、振興会議と産業支援センター「O-Biz」設置で実現した事例をご報告いただきました。
時氏は「中小企業が市の施策づくりに主体的に関わり、経営に役立つ活きた施策が出来た。行政からの信頼も高まり、好循環となっている」と紹介。一方で「とかく憲章や条例は難しく捉えられがち。自社の成長と地域経済の発展に直結しており、そうした意義を多くの会員に広げることが課題」とし、「『よい経営環境をつくる』同友会だからこそ、多様な業種の経営者の手で条例を育て、絶えず成長させましょう」と呼びかけました。
市中小企業審議会の髙橋憲司会長(苫小牧支部長)と時氏のトークセッションも行い、両市の実践を通し、地域を越えた学び合いを深めました。
参加者からは「条例を自分事として見つめ直した。時氏の熱い想いに寄与したい」との声が寄せられました。
(投稿/政策委員会)