9/9苫小牧支部9月例会報告

2021年9月9日(木)求人委員会が担当した苫小牧支部9月例会がZoom参加含め48名で開催されました。
本例会では全道共同求人委員会委員長の敬禮氏((株)レイジックス・代表取締役)、苫小牧支部の前・求人委員長の(株)新興電気 代表取締役 長居氏にご登壇頂きました。

 敬禮氏には「共同求人活動は自社の不足に気づき進化・深化・新化を決意すること~採用する手段ではない~」をテーマにご報告いただきました。
 同社は当初インターネット通販を主力事業とし経営していましたが、創業10年を境に売上・粗利共に減少。「当時はこれらの要因を自分ではなく社員のせいにしてしまった」と敬禮氏。新卒採用するも定着せず、業績の悪化に悩み「このままではいけない、よい経営者になろう」と同友会で学び始めます。
 学ぶ中で「社長も社員もチームの一員」「企業は社員とその家族の将来の為に事業を拡大し続けなければならない」と気づき企業理念を変更。経営目的を明文化し、社員一丸となって経営基盤を固めていきます。

 事業拡大を視野に再び新卒採用をするも、飲食業界は新卒学生にとってブラックなイメージがあるとされ、採用が進みません。同友会で共同求人活動に取り組む中で「学生にとって自社は魅力的だろうか?」と自社を見直すことで自社に不足するものが見えてきました。また、自社をよい会社にしていくだけではなく、人を採用することは地域に若者を残すことになり地域の存続にもつながり、単に人を採用することだけが求人活動ではないと実感。
最後は「経営者自身が自社の変革を実践・発信し、地域に信頼される企業を増やしたい。全道一丸となって共同求人活動に取り組みましょう!」と参加者に呼びかけました。

敬禮氏
長居氏

続いて長居氏からは、自社の求人活動について実践報告をいただきました。
自社が利用してきた様々な求人媒体を分析し、メリット・デメリットなど具体的な事例を交えて紹介。
また自社の今後の課題として、採用後のミスマッチ解消、労働環境や、受け身の人が多くなってきた世代に対する教育環境の整備、インタ―ネット環境を多く利用する若者向けの会社アピール方法等を挙げ「求人活動は求職者に企業理念を理解し、共感してもらえることが大事」と強調されました。

北海道中小企業同友会 苫小牧支部

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